地域の貧困って何だろう? 子供教育についての所感<その3>

過日、国際医療福祉大学病院で催された「こどもSUNSUNプロジェクト」で講演を拝聴をしてきた。タイトルは「地域みんなで貧困を解決する仕組みを考える」だった。貧困?今時?なにソレ?

大人の我々だって一人食事は寂しいものだ。それが核家族、夫婦共稼ぎ、片親などの家族構成が増えてる中、子供時期に一人食事が多くなり、たまに家族がそろってもテレビか携帯に目が行き、家族団らんは希少となるケースが多い。これを貧困と表現していた。そんな子供の居場所として地域コミュニケを目的に無料の「子供食堂」運営を合作しているグループがあることを知った。

さらに、かつては地域繋がり太く、親や子供の顔、そして子供の名前までもが地域全体で、子供の存在が知られていた。しかし今日では職場繋がりが濃くなり、反面、地域繋がりが薄くなってしまっている。職場で気を遣っているのに自宅に帰ってまでご近所さんに気を遣いたくない、人との繋がりはSNSで充分、お節介のお隣さんは「うざい」存在となり、つきあいが希薄となる。その結果、子供は地域での居場所が無くなり自宅にこもってしまうのだ。これも貧困と表し、そんな子供の居場所を作ろうというのが「子供食堂」なのです。大人も誰でも、無料で子供達と団らんを楽しみながら一緒に食事(おやつかな?)をするらしい。そのために食料の寄付を集めている。

中心になって活動をしているのが高松真里さん(090-8947-0478 なすしおばらSUNSUNプロジェクト)

以下は「みんなの那須ポータルちゃんねる」に出演して頂いたときの動画です。

 

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