木造 十一面観音立像

大田原市指定有形文化財（彫刻）
本像は南北朝期（14世紀）に制作された、一本造り、彫眼の素地像である。像高は110.5cm。
頭部に高髻を結い、天冠台正面に如来立像、左右に十面、頭頂部に一面をつけ、左手に水瓶を持つ十一面観音像である。身には偏衫（肩や脇を覆う僧祇支が変形したもの）と衲衣（衲袈裟）、裳（腰につける衣）を着する。本像は頭部が大きいのが特徴で、顎にぐっと力を入れて小鼻をふくらませるところなど、意思的で力強い。肩幅広く短躯ではあるが、量感に富んだ仏像である。

八溝七福神巡り
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七福神の中では唯一、実在の人物を神格化した存在
とても大きな太鼓腹に大きな福耳、上半身には半裸に大きな袋をかついでいる布袋尊には、福徳円満の功徳があって、平和と安楽が得られるといわれます。また、明るい家庭・社会を築く神様ともいわれています。

布袋尊 不動院の本堂

那須三十三観音霊場二番札所、不動院の観音堂です。
札所本尊は「厄除十一面観世音菩薩」で、南北朝期に制作された像高110.5cmの一木造りの尊像で、大田原市の有形文化財に指定されています。
観音堂は昭和9年に弘法大師1100年忌に再建。 

八溝七福神めぐり
幸せな一年を願って七寺院を巡りをしてみては...
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