8/29【みんなの那須ポータルちゃんねる第252回】湯田団長の毒舌見聞録第2弾

こんばんは。「毒舌見聞録」へようこそ。
私は湯田孝次、72歳です。

今年の夏は暑さが厳しく、8月はほとんど家から出ずに野球三昧の日々を過ごしました。朝は高校野球、昼はメジャーリーグ、夕方にまた高校野球、夜は日本のプロ野球を観戦するという生活です。見るのが好きなだけで自分はプレーしませんが、野球が大好きです。

孫たちも野球をしています。去年はロサンゼルス・エンゼルスのサマーキャンプに参加し、今年はサンフランシスコ・ジャイアンツのキャンプに参加しました。家族で台湾に行き、リトルリーグのアジア大会を観戦し、優勝の瞬間も見届けました。来月も観戦に出かける予定で、孫から「じじもユニフォームを着て」と言われています。子どもや孫を含めると8人、そのほとんどが野球に関わっています。

その影響で娘たちも、アメリカのサマーキャンプのために全力でお金を作り、すべて使い切るといった生き方をしています。宿が取れずに友人宅に泊まったこともありましたが、幸せそうな顔を見せてくれました。人生は一度きり。瞬間瞬間を完全燃焼しないと後悔が残ると思っています。

何もしない後悔より、失敗した後悔の方がはるかにプラスになります。いつまでトライアンドエラーを続けられるかが勝負です。私もこの歳で挑戦していますが、勇気を持つのが難しくなる時もあります。そんな時によく口にする言葉があります。「先を考えて不安がる、後ろを振り返って後悔する、そういう人生はやめましょう」。

シルバー世代は不安や後悔にとらわれがちです。しかし後悔は何も生みません。反省は学びになり、その学びが次の挑戦を生みます。難しいからこそ価値があり、一年経てば必ず一歳年を取る。このことは父から教わり、今になって実感しています。

今年の私のチャレンジは、この番組を始めることです。もう失うものはないから、好きなことを語ります。そして一人でも二人でも、この番組をきっかけに気持ちや意識が変わってくれたら嬉しい。テレビに向かって文句を言うだけでは何も変わりません。地域や趣味で建設的なことに取り組むべきです。「力がないからできない」という言い訳は不要です。 苦しい時ほど正面から受け止めること。恨みや言い訳は信用を失います。野球でも同じで、心のバランスが大事です。私は子どもたちに「感情の逆をやりなさい」と教えてきました。そうすることで打たれ強い心が育ちます。

私はこれまで事業を7つ手がけ、3つは失敗しました。今は顧問やカウンセリングの仕事で生計を立てています。成功と失敗を繰り返してきましたが、今のポータルサイトはちょうどその中間だと思っています。原因はチャレンジ不足。しかし仲間ができたことで、また挑戦する気持ちが生まれました。

さて、今日の「毒舌」のテーマは「働き方改革」です。政府のルールは現場を無視しています。週40時間、有休必須、残業禁止。人手不足なのに外国人労働者を入れて解決しようとしていますが、矛盾だらけです。労働時間を減らせば賃金は下がります。それなのに政府は「賃金を上げる」と言いますが、単価を上げるしかなく、現実に合いません。

この法律の原案は工場モデルです。製造業を前提に作られたため、サービス業や運送業には適していません。休みは増えるけれど所得は減る。私も運送業で役所を回った経験があり、現実と法律が合っていないことを痛感しました。

私は汗水流して働く人こそ尊いと思います。しかし口先だけで稼ぐ人もいます。特に医者です。患者を診ずにパソコンばかり見て、短時間で数万円を得る。社会性が乏しいと感じることもありますが、患者が「お願いします」と頭を下げるから、改善はなかなか進みません。教員も同じで、自分の世界に閉じこもりがちです。

一方で食の時代も変わっています。米は二極化し、5kg 2000円の米と5kg 7000円の米に分かれています。高級米はすぐに売り切れます。世界で最も人気があるのは「おにぎり」。具材は納豆、梅干し、サーモンなど、日本ならではのものです。和牛が世界ブランドになったように、米やおにぎりも日本の輸出の柱になるでしょう。

日本人の食の意識も変わりました。「お腹を満たす」から「味を楽しむ」時代へ。韓国人の妻は「お腹に入ればOK」という文化ですが、私は味や見た目にもこだわりたいと思っています。文化の違いを感じつつ、日本の食文化の価値を改めて実感しています。

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