新しい息吹、教育に新素材が現れた。
１０月４日、那須塩原市の黒磯～東那須間に子供から大人まで楽しめるダンス教室がオープンした。その名も「DTDS」。国道４号線からも目視できる場所にある。
勉強、特に受験勉強でしか将来の道を見いだせなかった子供たち。画一的教育の問題点を指摘されながら何ら対策が具体化できなかった現場に、このダンススクールは一石を投じようとしている。
学力不振にあえぐ高校生たちにとって、物理、化学、古典、数学など大学進学への手段にしか過ぎない教科を、受講するほど、退屈なものは無い。しかも、そのほとんどが社会で役に立たないものばかり。そんな無意味な教科が不振だからと言ってダメ出しされる彼らの青春。
まともな神経のある者ならばグレたり、反抗したりするのは当然のことだ。それは生徒らの生きるための若き本能、自己主張なのだ。
取材して感じたこと。それは若さ、躍動感、連帯感、そして錬磨努力、などなど。そんな生徒たちの精一杯生きようとする姿をみて感動で目頭が熱くなった。これぞ教育の神髄の域。高校野球と同じだ。メディア出演が夢ならば、それは甲子園出場が夢と同じ、そして、そこで育まれる友情、助け合い、相互扶助等の心は社会で最も必要とされる和の精神を育成する。
私は、心に誓う。「みんなの那須ポータルサイト」は機会がある限り、支持、支援し続けることを。＜ちなみに会費はプログラムよって若干差は有るものの月額平均６０００～９０００円程度＞
